厚生労働省は近年増加する「シックハウス症候群」等の健康・環境問題において、室内濃度指針値を定めました。目が痛くなる、咳が出る、頭痛がするなどと言った症状は主にホルムアルデヒドを中心とした揮発性有機化合物が原因となる場合があります。当社では、学校等の公共施設、職場などを中心に、生徒や労働者の職場環境を守るため、シックハウス測定(揮発性有機化合物等の検出)を行っています。
個別物質名 | 室内濃度指針値(25℃) | 主な用途 |
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ホルムアルデヒド | 100μg/m³(0.08ppm) | 接着剤、防腐剤 |
トルエン | 260μg/m³ (0.07ppm) | 接着剤、塗料の溶剤 |
キシレン | 200μg/m³ (0.05ppm) | 接着剤、塗料の溶剤、可塑剤 |
パラジクロロベンゼン | 240μg/m³(0.04ppm) | 防虫剤、芳香剤 |
エチルベンゼン | 3800μg/m³(0.88ppm) | 塗料の溶剤 |
スチレン | 220μg/m³(0.05ppm) | 断熱材 |
調査前には30分間、窓など外気に面した箇所を開け放ちます。充分な換気を行った後、すべての窓やドアを閉じ計測場所を密閉状態にし、5時間その状態を保ち測定環境を確保します。
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